2017年5月9日火曜日

アニメ唄えば

アニメだって唄いたくなる。
おかげさまで、わずか一年と半分の間に、僕とミュージカルの距離はグッと縮まった。
だいたいはカートゥーンのおかげだ。
ドントトラストな歳も見えてきた日本男児にしては
相当なスイーツぶりであることだろう。

と、君らが僕のことを思えるのなら、
僕の直感は正しい。
僕らの日本で、ミュージカルは今もalien(外人さん)のものだ。

おそらくはFrozen(アナと雪の女王)の影響か、
日本のアニメシーンでも
ミュージカル的なものを組み込むことが流行った。
ラブライブがミュージカルしてたり、プリキュアがミュージカルしてたり、
プリパラがミュージカルしてたりする。

しかして、その出来は…

同人アニメ「C Students」の「Possibility」の方が
よかったりもする。

C Students - Possibility



日本のアニメシーンでは
アイドルライブ然とした見せかたの方が馴染み深い。
実際に、ラブライブにしろプリパラにしろ、メインはそちらだ。

かんなぎ - OP



技術力に差はない。上の二例で言えば、たぶん日本アニメ側の方が高い。
では、どうして僕らにミュージカルを作れないのか?
寝ても覚めても鳥かごの中、感性には根拠がある。芸術は国境を超えてるのかもしれんが、現実はあやしい。
望むにしろ望まないにしろ、何を見たところで
僕らは見慣れたシグナルばかり追うようにできてる。

Shelterにしてもそうだ。日本人の手が見えてから、
初めてみんなが騒ぎ出した。褒め始めた。
これはお互い様だ
結局のところ、僕らは海の向こうにまで同じようなものを見つけ、
断片的な交信をとりたいってだけなのだ。

さよう、こちら僕たち。
そちらも僕たちでしょうか、オーバー。

応答がないのはずいぶんと前から。見つけられてもいないくせに安心している。
でも、照らされてみて気が付いた。
僕たちはやっぱり、全然違う顔をしている。
なんて面白いんだ。

君らがどうかは知らないが、僕は真実を知りたい。
メリーポピンズが来たなら、徹底的に問い詰めてやるのだ。
泣いても赤い靴鳴らしても
帰したりはしないんだわさ。

Come Home Perry from Phineas and Ferb